先日記事にも書いた、コミックノイズが発売を開始したロープロファイルキースイッチ「Kailh FALCO Mini」が届いたので、ほぼ同じ仕様のShadow Huntingとの比較と使用してみたのでレビューしたいと思います。
【先日書いた記事は以下になります。何故か画像がShadow Huntingになってる・・・。】
n4c4.hatenablog.jp
外観
「kailh FALCO Mini」と手持ちのShadow Huntingを並べてみました。
軸部分が薄紫で土台が薄い水色?といった感じのポップな外見で、Shadow Huntingとは真逆の見た目です。
【左:Kailh FALCO Mini、右:Shadow Huntin】
標準的な赤軸と3つを並べて横から見たところ、「FALCO Mini」「Shadow Hunting」の軸の長さが赤軸と比べて短い(1mm程度)のが良く分かります。
位置の関係なのかShadow Huntingの方がFALCO Miniより少し軸が短いように見えますね。
【左:赤軸、中央:FALCO Mini、右:Shadow Hunting】
分解
「FALCO Mini」「Shadow Hunting」を分解して比較してみましたが、構造的には明確な差は無かったです。
【分解したパーツ一式】
【軸の比較】
使用感
「FALCO Mini」「Shadow Hunting」を標準の状態で使用してみた感想ですが、数値的にもほとんど差が無い事もあって、「FALCO Mini」の方がボタンを押下した際に若干軽いかな?と感じる程度で使用感は変わりませんでした。
ストロークについても数値上は「FALCO Mini」の方が0.2mm短いですが、使用比べてみた感じは違いを感じませんでした。
クリック音(底打ち音)については両方共静音タイプでは無いので大き目で、この辺りも差は感じませんでした。
【スペック比較】
Kailh FALCO Mini Shadow Hunting
キーストローク 1.8±0.3mm 2.0±0.25mm
アクチュエーションポイント 0.8±0.3mm 0.8±0.3mm
押下圧 37g±10gf 40g±10gf
反発力 15gf min 15gf min
ショートストローク化の可否
恒例のシリコンOリングを使用したショートストローク化の可否ですが、Shadow Huntingと同様に線径1mmのOリングを1つ挿入してストロークをアクチュエーションポイントと同じ0.8mmにしてみましたが、問題無く使用出来ました。
【Oリングの挿入した状態と挿入後のストローク】
まとめ
「FALCO Mini」「Shadow Hunting」を個人的に比較してみましたが、感想としては「どちらもほぼ差が無い」と感じました。
それぞれの購入ポイントをまとめると
FALCO Mini
→・ポップなカラーのキースイッチが欲しい人
・少しでも購入価格を抑えたい。
Shadow Hunting
→・かっこいいキースイッチが欲しい人
・Amazonを良く利用する、Amazonポイントが欲しい、使いたい人
と言った感じなので、どちらを買っても後悔は無いと思います。
これからストロークの短いキースイッチを買いたい人の参考になったでしょうか?