先日、ネットでフリマサイトを見ていたところ、「PWS R14」で発売される「shuto Model」と同じボタン配置で穴あけ加工がされたMINI BOX用の天板を出品されている方がいました。
個人的にshuto Modelのボタン配置がかなり自分好みの配置だったので、少々お高かったんですが、思わず購入してしまいました。
その天板が先日届いたので、早速天板を交換してみたのでその様子を紹介したいと思います。
- 購入した商品の内容
- 天板交換作業で使用した物
- ファストン端子の取り外し
- ボタンユニットの取り外し
- 天板マグネットの取り外し
- マグネット台座の取り外し
- 新しい天板へのボタンユニットとマグネットの取り外付け
- ボタン配置について
- Blazeボタン(旧モデル)の使用レビュー
購入した商品の内容
今回某フリマサイトで購入した商品の内容は、
・MINI BOX用アクリル天板(shuto Modelと同配置) × 1枚
・天板取付高さ変更用改造キット一式(分割タイプ)
・改造キット用天板マグネット取付ネジ × 9本
・目隠し用ネジ一式 × 3組
という構成でした。
天板と改造キットのアクリル板については、傷防止の紙フィルムが張られた状態のままとなっています。
【商品一式 改造キットは標準天板用とshuto Model用の2種類入ってました】

天板交換作業で使用した物
配線判別用ラベルシール
自分の持っているMINI BOXはBrook基板モデルのため、ボタン割当をソフト上で変更が出来ないため、配線自体を自分が配置したい位置のボタンに接続する必要があるため、配線を外す前にどの配線がどのボタンに対応するか分かるよう付箋替わりのラベルシールをを使用しました。
ただ、このシールの粘着力が低めだったので、途中
【100均一で買ったラベルシール】


先曲がりピンセット
ボタンユニットからファストン端子を引き抜く際、ボタン間隔が狭い箇所は指が入らないので、このピンセットで端子を掴んで引き抜きました。
先端が曲がっているため、端子の付け外したがとてもやりやすかったです。
最近は100均でも売っていることが多いので、1つ持っておくと便利だと思います。
【100均で購入した先曲がりピンセット】

ファストン端子の取り外し
ボタンを取り外す前に、どのケーブルがどのボタンに対応しているか分かるようケーブルにラベルシールを貼ります。
ボタンには2本のケーブルが接続されていますが、ファストン端子が数珠つなぎになっているケーブルはGRD線(マイナス)なので、もう片方の単体のケーブルが信号線なのでそちらにラベルシールを付けておきます。
【ラベルシールを貼り付けた状態】

ラベルシールを張り付けつつボタンユニットからファストン端子を抜いていくのですが、抜く際はケーブルの断線を避けるため、端子の根本部分をピンセットで掴みながらゆっくりと引き抜いていきます。
端子はそれほどキツくないので、簡単に抜けるので一気に引き抜こうと力を入れ過ぎないように注意してください。
【取り外しの様子】


上蓋にケーブルを固定しているフェライトコア?も取り外します。
こちらはホットボンド?か何かで固定されているだけなので、簡単に外せて接着材も綺麗に剝がせました。
【取り外した直後、接着材が付いてますが簡単に剥がれます】

ボタンユニットの取り外し
ボタンユニットは左右に飛び出している爪で固定されているだけなので、指で摘まみながら天板側に押し込むと簡単に外れます。
【ボタンユニット取り外しの様子】



天板マグネットの取り外し
天板に取り付けられているマグネットをトルクスドライバーを使用して取り外します。

【Amazonで「トルクスドライバー」で検索すると出てきます】
天板から全てのマグネットを外したところ、丁度手の平が当たる部分にある金具の部分が少し錆びていました。
この辺は、プレイ中に手汗をかいた時に浸み込んでしまうんでしょうね・・。
【天板の様子、金具の形に錆びが付いている】


マグネット台座の取り外し
今回交換するshuto Model配置の天板は、一番手前の位置に来るボタンの位置が手前側中央についているマグネット台座に被ってしまいます。
そのままでは天板が閉まらなくなってしまうので、手前側中央のマグネット台座をトルクスドライバーを使用して取り外します。
【問題のマグネット台座】

マグネット台座を取り外すには、手前側側面の2本と底面側2本の計4本のネジをトクスドライバーを使用して取り外します。
【左:手前側側面のネジ 右:底面側のネジ】


【マグネット台座を取り外した状態】

新しい天板へのボタンユニットとマグネットの取り外付け
交換するshuto Model配置の天板から傷防止の紙フィルムを剥がしてボタンユニットとマグネットを取り付けます。
天板については、表面はサラサラした手触りのマッドな黒塗装が施されていて、裏面は光沢のある状態でした。
今回は天板の高さを上げたいんで、同封されていた改造キットも合わせて装着するため、マグネットを固定するビスを改造キットに同封されていた長め(2mm程度)のビスに交換しました。
【左:紙フィルムを剥がした状態 右:元々固定してたビス(左)、改造キット付属のビス(右)】


ボタンユニットについては、天板の上面から押し込むだけで簡単に取り付けられます。一気に全部付けてしまうと、中心部分のボタンが集中している箇所のファストン端子の取付がやり辛くなるので、自分は以下の手順で作業を進めました。
<ボタン装着、配線接続作業手順>
1)中心縦4つのボタンユニットを装着
2)信号線のみを接続
3)中心に近いボタンから順番に装着、信号線接続
4)上記3)の作業を全てのボタンで実施後、全ボタンのGRD線を接続
GRD線の接続を最後にまとめて実施しているのは、GRD線が全ボタン分数珠つなぎになっているため、接続順やどのように配線を這わせるか結構考えないといけなくて、かなり苦労しました・・・。
【左:ボタンを装着した状態 右:改造キット装着状態と配線の様子】

天板交換前にマグネット台座固定用ビスの穴ですが、改造キットに穴を塞ぐための短いネジが付属していたので装着しました。(ブラックモデル用なので黒のビスですが・・・)
下の写真見ると分かりますが、自分の手持ちがホワイトモデルなので、土台部分がホワイトで天板がブラックとチグハグになっていてパンダみたいになってます。
【穴隠し用のビスを装着した状態、とパンダ状態】

ボタン配置について
shuto Model配置のボタン配置については、N17SPと同じ配列にしました。
中央部分の縦に2つ並んだボタンは下をパリィ、上を投げボタンに割当て、その右側については新たにKKKを割り振ってみました。
このパリィと投げのボタン位置は、今まで自分が理想としていた位置に最も近く、ついに最適解を手に入れたと感じました。
ちなみに右上のボタンが付いていない状態ですが、元々14ボタンしか搭載していないモデルだったので1つ足りなかったので、以前他のレバーレスの目隠し用として購入して使っていなかったシリコン製のキャップが丁度良い感じだったのでそれを付けてます。
本当は黒が良かったんですが、手持ちが白しかなかったので、今度黒のタイプを購入して交換する予定です。
【ボタン配置、元々14ボタンしかなかったので右上は塞いだ状態】

【目隠しキャップとして使用したのはこちら】
Blazeボタン(旧モデル)の使用レビュー
自分のMINI BOXは購入時からBlazeボタンの第2世代?の物が付いていました。
Blazeボタンについては登場から既に3回モデルチェンジしているので、簡単にまとめてみました。
<Blazeボタンの仕様変更履歴>
・第1世代:2024年10月発売開始
→白基板でマイクロスイッチが基板に半田付けされていて交換不可
・第2世代:2024年12月 基板・マイクロスイッチ変更
→緑基板でマイクロスイッチ交換可能
オリジナルブランドのミュートマイクロスイッチ使用
・第3世代:2025年4月 内部構造・マイクロスイッチ変更
→ボタンの内部構造を見直し(ボタンキャップのグラつきを軽減?)
基板は第2世代と共通?
マイクロスイッチを変更(HUANO製のサイレントマイクロスイッチ?)
【変更になったと思われるマイクロスイッチ】
・第4世代:2025年10月 内部構造変更?2モデル展開に変更
→「PWS Blaze Spark」「PWS Blaze Silent」 の2モデル展開
ボタンの内部構造を見直し(ボタン端の押し心地が改善?)
基板は第3世代に更新(ファストン端子の向きが縦→横に変更?)
・「PWS Blaze Spark」
→オリジナルブランド?のマイクロスイッチを使用
・「PWS Blaze Silent」
→第3世代と同じマイクロスイッチを使用
(HUANO製のサイレントマイクロスイッチ?)
第2世代版を使用した感想
自分は普段N17SPでは以下の仕様のキースイッチを使用しています。
・十字キー:Kailh Choc V2 Silent(白軸)
+ シリコンOリング(線径1mm 2個)挿入
→押下圧:43gf ストローク1.3mm程度、接点:1.2mm相当
・その他:Kailh Choc V2 Silent タクタイル(茶軸)
+ シリコンOリング(線径1mm 1個、線形0.5mm 1個)挿入
→押下圧:55gf ストローク1.5mm程度、接点:1.3mm相当
上記に対してBlazeボタン(第2世代版)はPWSのホームページには明確なスペックが書いて無いのですが、自分が触った感じでは
・ 押下圧:40~30gf程度? ストローク:0.5mm程度?
と言ったスペックだと思われます。
【ボタンを押した状態と通常の状態の比較 ストロークは1mm無い位だと思います】

実際に1週間ほどBlazeボタン(第2世代版)を使用してスト6をプレイしました。
使ってみた個人的な感想ですが、
<良いと感じた点>
・思っていたより音が静か
・慣れればコマンド入力が早い
<自分に合わなかった点>
・ストロークが短く、ボタンを押した感じが薄い
→続けて同じボタンを押す場合に分かり難い
・ボタンキャップが思ったよりグラつく
→反応はしているけどプレイ中に少し気になる
・たまにボタンに触れてしまって暴発する
→ストロークが短いゆえの弊害
・ボタン押下時の底打ち感が強く、長時間プレイすると指先が少し痛い
→自分は結構ボタンを強めに叩くような押し方なので、それが原因かも?
・溜め技の入力にかなりなれば必要
→ボタンのON・OFFになる時間が短いので、別のボタンの感覚のまま
入力すると空振りまくる
といった感じで、正直自分には合わないという結果でした・・・。
今回は第2世代版のBlazeボタンでしたが、第3世代、第4世代では色々改善している部分もあるようなので、他の世代の物ではもっと良い印象なのかも・・・。
今回、特に底打ち感の強さが合わないのが辛かったですね、この辺はゲーセン時代から強く叩くような押し方が染みついているので、今から矯正するのは辛い・・・。
自分にはOリングを入れたkailh系キースイッチが一番良さそうです・・・。
どんなタイプの人がBlazeボタンが合いそうか考えてみましたが、
・コマンド入力を少しでも早くしたい人
・ボタンを擦るような押し方をしている人
に該当する人には良さそうかも?
ただ、レバーレスを初めて使う人には押した感じが薄いので、コマンドの入力ミスが分かりにくそうなので、あまりお勧めできないと感じました。
Amazonのアソシエイトとして、N4C-4は適格販売により収入を得ています。



