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【レバーレス】中古のPUNKWORKSHOP MINI BOXを購入したので、開封レビューと購入時の注意点をまとめてみた

 先日のSFLで、PUNKWORKSHOPからガチくん選手とShuto選手のボタン配置を再現したモデル「PWS R14」が発表されていましたが、それを見た際に「PUNKWORKSHOPのレバーレスって高いけど、どの辺が他の中華レバーレスと違うんだろう?」と気になっていました。

 そんな気持ちで何となくネットを色々調べると、PUNKWORKSHOPのレバーレスが結構な数の中古が出品されていて、MINI BOXについては大体12,000~35,000円位が相場のようでした。

 そんな中、15,000円程とかなりお手頃な価格で状態の良さそうなMINI BOXが出品されているのを見つけたので思い切って購入してみました。

 今回、届いたMINI BOXを開封して色々本体の作りを確認してみた感想と、購入時に調べて感じた注意点をまとめてみました。

 MINI BOXの使用レビューについて、別途記事にまとめたいと思います。

 

※本記事を読まれる前に

 ・この記事はあくまでも2025年4月頃に発売された「PWS MINI BOX」(PS5版)に対する記事であり、PC版や現時点(2025年11月)は仕様が変更(使用基板の変更など)されており、記事中で指摘している内容が改善されているようですので、その点を認識した上でお読みください。

 ・今回購入する切っ掛けになった「PWS R14」は本体ケースの構造自体が見直されており、記事の内容は当てはまらないことを認識した上でお読みください。

 

開封レビュー

梱包状態

 今回購入した物は、出品者さんがPUNKWORKSHOPから購入した際に使用されていた梱包(段ボール)に収納され、その上から宅配便業者の紙袋に入れられた状態で届きました。

 公式サイトから新品を購入した場合は、この梱包(段ボール)に直接宅配便の伝票が張られて送られてくるようですね。

【梱包の状態、メーカーステッカーと宅配業者の伝票が張られた後が残ってます】

レバーレス本体

 今回購入したモデルの仕様は以下の通りです。

 <本体仕様>

  ・製品:PWS MINI BOX

  ・カラー:ホワイト

  ・ボタンレイアウト:タイプD

  ・ボタン:PWS Blaze(第2世代?マイクロスイッチ交換可能になったタイプ)

  ・使用基板:Brook Gen-5X Fighting Board(PS5対応版)

 <購入時の状態>

  ・出品者がPWS公式サイトより新品を購入(1オーナー品)

  ・半年ほど前に購入(出品時期から推測すると2025年4月頃)

  ・使用頻度は3日おきに1,2時間程度使用 

  ・本体底面に滑り止め貼り付け済

 

 本体は全体的に綺麗な状態で、出品者さんは喫煙者では無かったようでタバコの臭いも無く良い状態でした。

 底面の滑り止めの片方が少し底板からはみ出した状態で貼られていたんですが、使用していてズレてきたのか、貼る際に失敗したのかは不明でした。

(粘着面のズレは無さそうに見えるので、貼るのを失敗したのかも?)

【本体の状態】

 天板を開けて中身を見てみた感じも特に改造などされていないようです。

付属品

 同封されていた付属品については以下の内容になります。

 公式サイトの同封品の内容も見てみましたが、恐らく購入時に入っていた物は全て入っていそうでした。

 <同封されていた物>

 ・クイックガイド(ボタンレイアウトとマニュアルのQRコード記載)

 ・付属品が入っていた白いビニール製の袋(プチプチが付いているもの)

 ・USB Type-A to Type-Cケーブル(未使用?と使用歴有の計2本)120W対応?

 ・PWS Blazeボタンの交換用マイクロスイッチ(14個)

 ・ボタンキャップ取り外し用のヘラ

 ・小型マイナスドライバー

 ・PWSコントローラーケース

 

 色々付属していたんですが、小型マイナスドライバーの使用用途がイマイチ不明でした。

 最初、本体ケースがねじ止めされているので、そのネジを締め直しできるように同封されているのかと思ったのですが、本体ケースに使用されているネジがトルクスネジという日本ではあまり使用されないネジで、マイナスドライバーでは回せないので、一体何に使うんだろうか・・・。(マイクロスイッチの交換用?)

【付属品】

 

 PWSコントローラーケースについては以前から気になっていたんですが、クッションもしっかりした物が使われているし、サイドポケットも大きくて収納力は高そうでした。

 公式サイトで3,000円程で売られているのですが、価格に見合った作りと感じました。

 試しに手持ちのレバーレスを一通り入れて見ましたが、どれも問題無く入ったので他社製レバーレスでも問題無く利用できると思います。

【PWS Mini Boxを収納した状態】

【Guilykeys GK-21を収納した状態】

【TIKITAKA N17SPを収納した状態】

 

MINI BOX(2025年4月頃出荷品)の実物を見て感じたこと

 MINI BOXの実物を手に入れて、実物をじっくり見て個人的に感じた事をまとめてみました。

 なお、自分は物の作りこみ具合を結構意識して見るタイプのデバイスオタクなので、一般の人よりも細かいところが気になると思うので、その前提で読んで欲しいです。

1)使用されているネジがトルクスネジ

 本体ケースの各部分を止めているネジなんですが、全て日本ではあまり使用されないトルクスネジ(T9サイズ) が使用されているのですが残念だと思いました。

 

 今回手に入れた個体は天板のマグネットと接触する部分の金具を固定しているネジが緩んでいる箇所が数か所あり、恐らく、プレイ中のボタン操作による振動で徐々に緩んでしまったんだと思います。

 こうなると定期的にネジの締め直しをする必要があると思うのですが、一般の人はトルクスドライバーなんて持っていないと思いますし、100均などでは手に入りません。

 現在はAmazonで購入することできるのですが、このためだけにトルクスドライバーを購入するのは抵抗があると思うんですよね・・・・。

Amazonで売っているトルクスドライバー

2)ケース底面の仕上げがイマイチ

 本体ケースですが、表面が少しサラサラした肌触りのプラスチック?の板を6枚ネジ止めして箱型にした作りですが、底面のネジの頭が飛び出していて全面フラットではない点が気になりました。

 1万円前後のアクリル積層タイプの安価なレバーレスならこの状態でも許せるんですが、PC版でも3万円以上(PS5版については5万円以上)する製品なので、ネジの頭が隠れるようにネジ穴にザグリ加工をして底面をフラットに欲しかったです。
 ※ザグリ加工:ネジの頭が隠れるようネジの頭が隠れる大きさの段差を付ける加工のこと

【左:底面のネジの状態、1mm程度飛び出している。 右:ネジを外した状態、ザグリ加工は無し】

 こんな状態なので、底面に滑り止めのゴムシートを張る位置によってはネジの上から張ることになってしまい、ネジの部分だけ滑り止めが飛び出す形になるため机置きで使用した際に滑り止めの一部しか机に接触せず、滑り止め効果が薄れてしまう感じでした。

【自分が購入した物はネジの部分だけ擦り減って色が少し白くなっています】

 自分が購入した物もネジに被る位置に滑り止めを貼り付けているため、滑り止めの一部分だけが擦り減っている状態でした。

 ネジに被らない位置に滑り止めを張ると机置きの場合は問題無いのですが、外側から2cmほど内側になってしまうため、膝置きで使用した場合に滑り止めが足に触れる面積が減ってしまい安定しない感じがしまう。

【滑り止めをネジに被らない位置に移動した状態、端に2.5cm程スペースが出来る】

 底面がフラットであればこんな事を悩まずに済むので、この価格であれば全面フラットになるようにして欲しかったです。

3)スタートボタン等の上部のボタンの押し心地がイマイチ

 本体上部にスタートボタン等のボタンに使用する小型のボタンがあるのですが、これの押し心地とクリック感が安っぽい・・・。

 誤操作を避けるためなのか、ストロークが長いのは良いんですが、ボタンを押し込むと奥の方で引っかかる感じの後、「カチン」と大き目の音と共に底まで沈み込む感じです。

 これがかなり安っぽい感じがしてしまい、もっと良いスイッチを使用して欲しかったですね。

4)天板が完全に閉まらない

 自分がこの商品が届いて外観の汚れを確認している時に気が付いてんですが、本体を手前側から見ると、丁度天板の手前側中央のマグネット部分とケース側面との間に1mm程度の隙間が空いていました。

 この部分のマグネットだけ浮いた形になっているので、手で強く押すとカチカチと音がします。

 プレイしている際に音が出るようなことは無かったですが、隙間があると気づいてしまったので気になります・・・。

【隙間の様子 微妙に隙間が空いている・・・。】

 最初、出品者さんが使用している間にケースの天板などが歪んだか、元々ケース自体が歪んでいたのかと思っていたんですが、一度ケースをバラして天板や底板が歪んでいるかチェックしてみたところ歪んでいない・・・。

 では、一体何が原因なのか?と色々なところを見て原因に気がついたのですが、Brookの基板(Gen-5X Fighting Board)と各ボタンを接続するコネクタから出ている配線がケース無いに収まりきっていませんでした。

 基板を見てみると、基板と各ボタン配線は白いコネクターを使用して接続されているのですが、コネクターの高さがケースの高さギリギリでそこから延びる配線がケースの高さを超えてしまい、蓋を押し上げる形になっていました。

【左:問題のコネクター 右:コネクターを真横から見た状態、1,2mm飛出してます】

 PC版の基板では、配線が横出しになっているようなので問題無いようですが、Gen-5X Fighting Boardの基板側のピンが上向きに半田付けされているので、配線をこの方向にしか出せないのは分かるんですが、さすがに5万円以上するなら何とかして欲しかったところです。

 ネットを調べたところ、個人でこの問題を対応している方を何人か見かけ、それぞれ以下の方法で対処されていました。

<対応方法>

 ・基板のピンをL字型の物に交換(要半田付け)

 ・基板左側の青いコネクタ側からボタン配線を引き直す(配線の加工が必要)

 ・天板を2mmほどかさ上げする(天板と同形状にアクリル板等の加工が必要)

 現在(2025年11月)発売されているモデルでは、使用するBrook基板が「Gen-5 MINI Fighting Board」に変更になり、基板とボタンを接続する配線を基板の側面から接続する方式に変更されているようなので、これから新品を購入するのであればこの問題は解決されていると思います。

レビューまとめ

 今回実物を見て感じたのは、「PWS MINI BOX」について設計自体の古さを感じる箇所が多く、発展途上の製品だと感じました。

 これ以降に発売された「ULTRA BOX」「PWS CB」「PWS R14」については本体ケースのサイズが大きくなっているようなので、今回気になった点については解消されていると思いますが、「PWS MINI BOX」については個人的には初めてレバーレスを購入する人にはおすすめできないと感じました。

 恐らく新たに発売される「PWS R14」がサイズ的に「PWS MINI BOX」と同等なので、今購入するならそちらをお勧めします。

 恐らく「PWS MINI BOX」は今後終売になるのでは?

 

PUNKWORKSHOPのレバーレスを中古で購入する際の注意点

 今回、中古で「PWS MINI BOX」を買う際に色々調べて思った注意点を2点ほどまとめてみました。

1)商品の出荷時期(新品で購入した時期)を確認する

 PUNKWORKSHOPは大体半年単位で何かしらの仕様変更があり、同じMINI BOXでも出荷時期によって以下の違いがあります。

 MINI BOX以外のモデルについても基本同じ変更が行われているようです。

<仕様の大まかな違い>

 1)標準搭載のボタンが異なる。

   → PWS V1ボタン or PWS Blazeボタン の違いがある

 2)ボタンの仕様が違う

   → PWS V1ボタン:搭載のキースイッチの違い

     PWS Blazeボタン:仕様基板(マイクロスイッチの交換可否)

               マイクロスイッチの違い

 3)仕様基板の違い

   →PC版:Arduinoベース「PKB 32u4」(一番古い)

       Raspberry Pi Pico GP2040-CEベース「PKB 2040」(複数Ver有り?)

    PS5版:Brook基板(複数Ver有り)

 

 出荷時期色々複雑でまとめきれないので、記事の最後に公式サイトの仕様変更に関するニュースリリースのリンクをまとめたので、参考にしてもらえれば。

 

 中古で流れている物は出品者がセカンドオーナーの場合も結構あるようで、購入時期などを聞いても「分からない」との回答が多いようなので、出品情報に購入時期(公式サイトからの購入時期)が記載されている物が良いと思います。

 購入時期が確認できない場合は、以下の仕様変更の履歴のニュースを確認して搭載されている基板等を写真で必ず確認することをお勧めします。

2)PWS Blazeボタンはレバーレス初心者は避けた方が良さそう

 今回、自分は意図せずにPWS Blazeボタンが搭載されたモデルを入手しました。

 個人的にはいずれ触ってみたいと思ってたボタンなので、ある意味ラッキーだったんですが試遊してみて感じたのは、

 ・ボタンストロークが浅すぎて、ボタンが押せているのか掴みにくい

 ことでした。

 自分は普段ショートストローク化したキースイッチを使用してますが、それでも1mm~1.5mmの間位のストロークで、それに対してBlazeボタンは0.5mmと半分以下のストロークになります。

 このストロークが一番の売りですし、素早い入力ができるのは確かなんですが、続けて押した時に押せてる感じが薄く、試合中にコマンドが入らなかった時に何が悪かったのか分かり難いと感じました。

 上記の理由から、レバーレスを始めて使う方がいきなりBlazeボタンを使用すると難しく感じるのでは無いかと思います。

 

最後に

 色々書きましたが、作りの粗さも見える製品でしたが、自分でボタンや配線をなどを色々弄ってみたい人には良い素材なのでは無いでしょうか?

 逆を言うと、弄ったりするのに興味が無い人には合わないのかな?と思います。

 まったく弄る気が無いなら個人的にはHJKのHITPADかTIKITAKAの霞軸装備の物が向いていると思います。

 両方共2万円前後とPUNKWORKSHOPの物より15,000円以上安く買えますし。

 別の記事で、試遊した感想などもまとめて行きたいと思うので、興味がある方はそちらの記事を書いた際にぜひ見に来てもらえると嬉しいです。

 

おまけ:【仕様変更の履歴(古い順)】

①2023年12月25日以降(レイアウトBのみ)

 →「四角いファンクションキー」(左上部のみ配置)から「丸みを帯びたファンクションキー」(上部左右に3個ずつ配置)に変更

【①2023年12月25日以降の変更点(レイアウトBのみ)】

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②2024年5月出荷分以降(PS5版のみ)

 →Brookモデルに搭載される基板がUFB-FusionからP5 Plus Fighting Boardに変更されることになりました。

【②2024年5月出荷分以降(PS5版のみ)】

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③2024年5月出荷分以降(全モデル共通)

 →レバーレスコントローラーの各種商品には、PUNK WORKSHOPのロゴが入った持ち運びケースが付属品として追加されます。
 →カスタムモデル追加

【③2024年5月出荷分以降(全モデル共通)】

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④2024年10月中旬

 →PUNK WORKSHOP製の全てのコントローラーにも「Blaze」ボタンが標準搭載

【④2024年10月中旬出荷分以降(全モデル共通)】

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⑤2024年11月15日以降(PCモデルのみ)

 →PC向けデバイスの基板を、Arduinoベース「PKB 32u4」→Raspberry Pi Pico GP2040-CEベース「PKB 2040」に変更。

【⑤2024年11月15日以降(PCモデルのみ)】

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⑥2024年11月15日以降(全モデル共通)

 →ミュートマイクロスイッチ&新マイクロスイッチベース搭載の「PWS Blaze」を全モデル共通に標準搭載。

【⑥2024年11月15日以降(全モデル共通)】

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⑦2024年12月23日以降(PS5モデルのみ)

 →Brookモデル(PS5モデル)に搭載される基板をGen-5X Fighting Boardに変更。

【⑦2024年12月23日以降(PS5モデルのみ)】

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⑧2025年2月下旬出荷分(ボタンレイアウトDモデルのみ)

 →ジャンプボタンとR3ボタンのボタン配置入れ替え。

【⑧2025年2月下旬出荷分(ボタンレイアウトDモデルのみ)】

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⑨2025年4月26日出荷分(全モデル共通)

 →標準搭載されるボタンが「PWS V1」に変更。

【⑨2025年4月26日出荷分(全モデル共通)】

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⑩2025年08月01日出荷分(PS5モデルのみ)

 →Brookモデルに搭載される基板を「Gen-5 MINI Fighting Board」に変更

【⑩2025年08月01日出荷分(PS5モデルのみ)】

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